「麦茶は水分補給によいと聞いたけど、飲み過ぎると問題はある?」と麦茶の飲み過ぎによるリスクがあるのか気になっている方はいませんか。
麦茶はカフェインや糖分が含まれていないため、飲み過ぎたとしても大きな問題は起こりにくい飲料です。しかし、ナトリウム不足や大麦アレルギーなど、人によっては注意すべきことはあります。
本記事では、麦茶の効果や効能、飲み過ぎによるリスクや注意点などをまとめました。毎年、夏に麦茶をたくさん飲むという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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目次
麦茶とは?
麦茶とは、殻付きのまま焙煎した大麦の種子を煮出して作る伝統的な飲み物です。大麦の香ばしい風味とさっぱりした味わいが特徴で、とくに夏の水分補給におすすめです。
カフェインが含まれていないため、子どもからお年寄りまで誰でも安心して飲めます。また、ミネラルや微量のビタミンも含まれており、健康面でも優れた飲み物です。麦茶はティーバッグやペットボトルで手軽に入手できるほか、家庭で煮出して作ることも可能です。
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麦茶の効果・効能は?
麦茶にはミネラルが含まれているため、習慣的に飲むことでさまざまな効果や効能があります。ここでは、麦茶を飲むことで得られる効果や効能をまとめました。さまざまな健康効果があるので、ぜひチェックしてみてください。
抗酸化作用がある
麦茶には、抗酸化作用があるポリフェノールが含まれています。抗酸化作用とは体内で発生する有害な活性酸素を中和し、細胞を保護する働きのことです。
麦茶はカフェインを含まないため、年齢や時間帯を問わず、手軽に抗酸化作用を取り入れられます。
また、ポリフェノールは体内の酸化を防ぐことで、老化防止や生活習慣病の対策にも効果が期待できます。そのため、麦茶は健康維持や美容効果を期待する方にとって、非常に魅力的な飲み物といえるでしょう。
胃の粘膜保護
麦茶には、胃腸の不調を和らげる効果が期待できます。麦茶に含まれる成分が胃の粘膜を保護するため、夏バテで胃に不快感がある場合にもおすすめです。
その場合、冷たく冷やした麦茶ではなく、ぬるめにして飲むのがポイントです。もともと麦茶はノンカフェインで胃に刺激を与えないため、不調のときでも問題なく飲める点も大きなポイントといえるでしょう。
虫歯予防効果
麦茶の材料になる焙煎大麦には、虫歯の予防効果が期待できます。虫歯の原因である微生物の生成やミュータンス菌、固着などを予防できるので、飲むだけで虫歯になりにくい口内環境を目指せます。
麦茶は香ばしさやほのかな甘みがあるため、子どもでも飲みやすいお茶です。そのため、虫歯予防の一環として、毎日の生活のなかで積極的に麦茶を摂取することをおすすめします。
血流改善
麦茶には血流を改善する効果も期待できます。アルキルピラジンと呼ばれる麦茶の香り成分には、血流を改善する作用が報告されています。血流を促進し、サラサラにできるため、血圧上昇や血栓などが心配な方は、積極的に麦茶を摂取しましょう。
リラックス効果
麦茶の香りには、リラックス効果があります。麦茶の香ばしいニオイは副交感神経を刺激し、心身の緊張を和らげる作用があることが報告されています。
煮出し麦茶のほうが大麦の香りが強くなるので、リラックス効果がほしい方は、水出しより煮出し麦茶を選ぶようにしましょう。
麦茶の栄養・成分
麦茶には、カリウムやナトリウムなどのミネラルが含まれています。含有量はそこまで多くはありませんが、ノンカフェインでありながら、汗をかいたときに失う栄養素を補えるので日常に取り入れやすい飲料といえるでしょう。麦茶の主な栄養成分は以下のとおりです。
栄養成分 | 麦茶100g当たりに含まれる量 |
水分 | 99.7g |
炭水化物 | 0.3g |
ナトリウム | 1mg |
カリウム | 6mg |
カルシウム | 2mg |
リン | 1mg |
亜鉛 | 0.1mg |
エネルギー | 1kcal |
糖質 | 0.3g |
麦茶にカフェインは含まれている?乳児・妊娠中の摂取はOK?
麦茶は穀物である大麦が原材料です。そのため、紅茶や緑茶、コーヒーとは異なり、カフェインが含まれていない点が特徴です。
そのため、生後9ヶ月あたりを過ぎた授乳が減った赤ちゃんから妊娠中のお母さんまで安心して飲めます。ただし、冷たい麦茶は体を冷やしてしまうため、できるだけ常温、または温めた麦茶を飲むようにしましょう。
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おいしい麦茶を作るためのワンポイント
麦茶には水出しと煮出しがあります。入れ方で栄養素は変わりませんが、煮出しは香りが増し、リラックス効果が高くなります。
一方、水出しは手軽に入れられる点が魅力です。また、水出しのほうが煮出しよりは日持ちすると言われています。しかし、どちらも日持ちが長いとは言えませんので、特に夏場は当日に飲み切るなど注意しましょう。ここでは、おいしい麦茶を自宅で作るワンポイントを紹介します。
麦茶の煮出し方
麦茶の香ばしい香りを楽しみたいのなら、煮出し麦茶がおすすめです。作り方は以下のとおりです。
1.やかんに水を入れて沸騰させる
2.麦茶ティーバッグを入れ、3~5分ほど煮出す
3.火を止めて5分ほどしたら、パックを取り出す
4.粗熱が取れたら、容器に移して冷蔵庫で保存する
ポイントは麦茶パックを入れてから、数分間煮出すことです。すぐに火を止めても麦茶は作れますが、少し沸騰させることで、より香りがよくなります。
麦茶の水出し
水出し麦茶は水に麦茶パックを入れるだけで作れます。手間いらずなので、忙しい方におすすめの作り方です。
水出し麦茶の場合は、水を容器に入れて、麦茶パックをいれたら、冷蔵庫で1~2時間ほど冷やします。好みの濃さになったらパックを取り出して完成です。
ポイントはパックを入れっぱなしにしないことです。麦茶パックは、水に入れたまま放置すると雑味がでます。そのため、自分好みの濃さで忘れずに麦茶パックを取り出すことが大切です。
夏場は当日に飲み切る
自宅で作った麦茶はあまり日持ちしません。なぜなら麦茶は、大麦のタンパク質やでんぷんが溶け出すため、普通の水と比較して雑菌が繁殖しやすいからです。
そのため、麦茶を作ったら、翌日までには飲み切るようにしましょう。最初から1日で飲み切れる量を作り、翌日も同じ量で作っていくのが安全です。
麦茶の飲みすぎは体に悪い?
夏の暑い日が続くと、ついつい冷たい麦茶をがぶ飲みしてしまうものです。しかし、冷たい麦茶をたくさん飲むと胃腸が冷えるため、冷え性がひどくなったり、消化不良になったりします。
麦茶には血行促進などの効能もありますが、あくまで適度に摂取した場合の効果です。麦茶の効能を得ながら、おいしく飲みたいのなら、冷えた麦茶ではなく、適量の麦茶を常温、または温めて飲むようにしましょう。
麦茶を飲む際の注意点・デメリット
麦茶は飲み過ぎには注意が必要ですが、基本的には体によい飲み物です。ただし、麦茶にもデメリットや注意点はあります。そこで、ここでは麦茶を飲む際の注意点とデメリットを解説します。
ナトリウム不足に気をつける
麦茶ばかりを摂取しているとナトリウム不足になる危険性があります。とくに夏場は汗でナトリウムが体外に放出しやすくなるので、ナトリウム量が多くない麦茶だけでは不足することになるでしょう。
麦茶でナトリウムを補いたいのなら、塩や梅干しを加えて少しアレンジしてから摂取することをおすすめします。
大麦アレルギーの人は注意が必要
麦茶の原料は焙煎した大麦です。そのため、大麦アレルギーの方は麦茶を飲めません。また、麦茶を飲んだことがないアレルギー体質の方は、大麦でアレルギーがでる危険性もあるため、最初は少量ずつ試すようにしましょう。
麦茶によくあるQ&A
麦茶のうれしい効能や効果を知って、早速購入を検討している方もいるでしょう。しかし、麦茶について調べたことがない方は、まだまだ知らないこともあるはずです。そこで、ここでは麦茶によくある質問をまとめました。
1:麦茶は小麦アレルギーでも飲めるの?
一般的に小麦アレルギーでも麦茶は飲めます。そもそも麦茶は大麦を材料にしていて、グルテンは含まれていません。
そのため、小麦アレルギーでも問題なく麦茶は飲めます。ただし、アレルギー体質で今まで一度も麦茶を飲んだことがない方に関しては、医師に相談をしてから慎重に飲むようにしましょう。
2:水出し麦茶と煮出し麦茶ではどちらのほうが安全?
どちらが安全ということはありませんが、比較的、沸騰させた煮出しの方が安全といわれています。
しかし、水出しであっても煮出しであっても、当日中に飲み切るのがおすすめです。常温で1日以上おいた麦茶は飲むのを控えましょう。
結論として、どちらの方法で作った麦茶であっても、きちんと冷蔵庫に保存して早めに飲み切ることが大切です。
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まとめ
ノンカフェインで利尿作用のない麦茶は、子どもから妊婦まで幅広い年齢の方にすすめできるお茶です。ただし、冷たい麦茶を大量に摂取すると胃腸が冷えてしまう可能性があります。
そのため、麦茶を飲む際は、胃腸のことも考えて、冷えたものより、常温や温めたものを摂取するほうがよいでしょう。とくにお腹が弱い方は、冷やしすぎには注意が必要です。
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