二日酔いでつらいときには早く治したいと思うのがもっともなことです。サウナに入ると二日酔いがよくなると言われている場合がありますが、飲みすぎた後にサウナに入るのは安全とは言えないので注意しましょう。世間一般に言われている方法が二日酔いに効果があるとは必ずしも言えません。この記事では二日酔いを効果的に治す方法をご紹介します。
>>【天然水・ミネラルウォーター】彩水-あやみず-500ml×24本を見る
目次
二日酔いとは？
二日酔いとは、アルコールの過剰摂取によって生じる頭痛や吐き気などのさまざまな症状です。二日酔いは医学的には定義がなく、診断基準も明確に定められていません。二日酔いはアルコールの分解によって生じるアセトアルデヒドの影響や、軽度の離脱症状、脱水や低血糖などが二日酔いの原因としてよく挙げられています。ただ、多種多様な原因が複雑に影響し合っているため、未だに二日酔いが発生するメカニズムは完全に解明されているわけではありません。
二日酔いの症状
二日酔いはさまざまな要因が複雑に絡み合って発生するため、症状は個々に異なります。ここでは典型的な症状をまとめました。
・頭痛
・筋肉痛
・胃の不快感
・不安感
・吐き気
・動悸
・めまい
・顔面紅潮
・睡眠障害
・光や音の過敏症
・血圧上昇
・利尿作用
二日酔いのときにはアルコールの利尿作用によって脱水症状を起こしている場合があります。脱水症状になっていると以下のような症状も伴う可能性があります。
・口の渇き
・立ち眩み
・微熱
・食欲低下
・疲労感
・脱力感
・意識障害
・血圧低下
二日酔いを効果的に治すためのおすすめの方法
二日酔いを治すには、アルコールによって起きている心身の変化を早く元に戻すことが必要です。結論としては時間が解決するのを待つことが重要です。ここでは回復を早めるためにおすすめの方法を紹介します。
水分を補給する
二日酔いのときには多かれ少なかれ脱水症状になっている可能性があるので、水分を補給することが大切です。二日酔いになった際に、水を飲むだけでも不快な症状が緩和される場合もあります。経口補水液のようにミネラルを含んでいて吸収性が高く、体液保持率も優れている飲み物が水分補給に適しています。アルコールを飲みすぎたときにはあらかじめ水や経口補水液で水分を補給しておくと二日酔いの症状を軽減できる可能性があります。
ゆっくりと休む
アセトアルデヒドなどの影響による二日酔いの症状を治療できる万能で誰にでも有効な方法は医学的には確立されていません。人はアセトアルデヒドの代謝をする機能を持っているので、ゆっくりと休めば回復するのが一般的です。二日酔いになったときにお酒を飲まないだけでなく、普段から頻繁にアルコールを飲まないようにすることも大切です。アルコールによる刺激から脳を休ませることで、アルコールをもっと飲みたいという気持ちを抑えられるようになります。
対策をしておく
アルコールの過剰摂取による二日酔いは対策して症状をできるだけ軽くすることが重要です。飲む前にコップ一杯の水や牛乳を飲んだり、飲酒中に脂肪やタンパク質などを含む食品を食べたり、水分の多いおつまみを選んだりすると二日酔いの対策になります。アルコールを飲むと塩分が欲しくなるのは脱水症状に向かっていることを示唆しているので、〆にお味噌汁などの塩分のある飲み物でミネラルを補給するのも効果的な対策方法です。
二日酔いのときにしてはいけないこと
二日酔いになったときに「こうすれば治る」と言われていることが、必ずしも回復につながるとは限りません。二日酔いにはサウナが良いといった噂もありますが、根拠がない方法は信じないようにしましょう。ここでは二日酔いのときに危険がある行為を紹介します。
サウナ
サウナは二日酔いのときには厳禁です。頭痛や動悸などの不快感がある状態ではサウナの負担が大きいからです。脱水症状になっているときにはさらに水分が失われたり、汗をかけなくて体温が上がりすぎになったりして、意識を失うリスクもあります。
運動
サウナと同様に運動は身体にかかる負担が大きいので避けた方が良いでしょう。動いて循環をよくした方がアルコールやアセトアルデヒドの分解が早くなると思いがちです。しかし、運動によって筋肉を使うと血流が筋肉に供給され、肝臓の血流量が低下する影響でアルコールやアセトアルデヒドの分解が遅くなります。運動による気分転換で不安などの症状を改善できる可能性はありますが、運動すると二日酔いの改善を遅らせる原因にもなります。
飲酒
飲酒でさらにアルコールを摂取するのは厳禁です。二日酔いの原因はアルコールなので、さらにアルコールを摂取したら症状は悪化してしまいます。二日酔いの症状が軽いからといってさらに飲酒をすると、症状が悪化する可能性があるので迎え酒をするのはやめましょう。迎え酒はアルコールの影響で感覚を一時的に麻痺させて、症状を緩和させた気持ちになるだけです。迎え酒をしているとアルコール依存症につながる可能性もあるので避けましょう。
二日酔いにサウナは危険！
二日酔いのときにサウナに入るのは危険なので、つらいときほど我慢して入らないことが重要です。健康増進やダイエットなどの目的でサウナに定期的に入っている人もいるでしょう。二日酔いが原因でサウナに入れないと不安になる場合もあります。しかし、二日酔いの状態でサウナに入ったために取り返しのつかない状況になる可能性もあるので厳禁です。ここでは特に二日酔いのときにサウナに入るのが危険な理由を詳細に解説します。
脱水症状を引き起こすリスクが高いから
二日酔いのときには飲酒によって脱水状態になっている可能性があります。サウナに入って汗をかくとさらに体の水分が失われてしまい、脱水症状を引き起こすリスクが高くなるので危険です。サウナに入ることで気分がよくなる人もいますが、気持ち悪くなってしまう人もいます。二日酔いの症状がなくなって元気になるまではサウナに入るのは避けましょう。アルコールを飲んだ直後も脱水症状が起こりやすいのでサウナはやめるのが安全です。
心臓への負担が大きいから
二日酔いの状態でサウナに入ると心臓への負担が大きいので危険です。アルコールの摂取によって心拍数の増加や心拍出量の低下が起こり、心臓の仕事量が増加します。心不全や狭心症を誘発するリスクがあります。サウナは長期的には心機能を改善する効果があるとされていますが、不安定狭心症や心筋梗塞のリスクがある人はサウナを避けなければなりません。二日酔いの状況ではサウナによる心臓の負担が大きいので入らないようにしましょう。
二日酔いにおすすめの飲み物
二日酔いのときには水分補給を心掛けて自然に回復することを目指すのが基本です。二日酔いでつらいときには、できるだけ飲みやすくてシンプルなものを飲むのがおすすめです。ここでは二日酔いにおすすめの飲み物を紹介します。
経口補水液
経口補水液はミネラルバランスや吸収性を重視して作られているので脱水症状の緩和に有効な飲み物です。ブドウ糖やミネラルが体に合うように配合されていて、速やかに体内の水分を補給できます。個別評価型病者用食品として認められている製品なら、脱水症の経口補水療法で用いられているので信頼性があります。ゼリー状のドリンクやパウダー状で水に溶かして飲める携帯性の良い経口補水液もあるので、二日酔い対策に持ち歩くのもおすすめです。
水
水は脱水による不快な症状を改善できる手軽な飲み物です。ただ、二日酔いになったときに水だけ大量に飲んでも、ミネラルが不足していると改善しないこともあります。水はお酒を飲む前に飲んだり、お酒を飲んでいる最中にチェイサーにしたりするのがおすすめです。ミネラルウォーターの方がミネラルも補給しやすいので適しています。二日酔いの症状が出ているときにはゆっくりと負担なく飲めるペースで補給するように心がけましょう。
お味噌汁
お味噌汁は飲酒によって不足した水分と塩分を補給できるのでおすすめです。しじみ汁のようにタウリンが含まれている具材を使用していれば、肝臓の解毒作用を促進する作用もあるので効果的です。タウリンは真鯛、イカ、アサリ、海老などの魚介類に豊富に含まれているので、味噌汁の具材に使いましょう。お味噌汁に使用されている味噌はタンパク質や脂質も含まれているため、お酒を飲んでいる間や食後の〆として飲むのに適しています。
飲料品なら“LIFEDRINK”
二日酔いの飲み物には”LIFEDRINK”の彩水がおすすめです。彩水はナチュラルミネラルウォーターで、すっきりとしていて飲みやすいのが特徴です。
二日酔いで気持ち悪くて何も飲みたくないときでも、彩水は軟水で口当たりがよいため少しずつ飲み進められるでしょう。また、二日酔いは、肝臓でアルコールを分解する際に発生するアセトアルデヒドという成分が原因で引き起こされます。しかし、身体が水分不足（脱水）状態だと、アセトアルデヒドを尿から速やかに排出することができません。そのため、飲酒時や飲酒後の水分補給は非常に重要です。
持ち歩きやすい500mlペットボトルもあるので、普段からこまめに飲んで水分不足を対策しましょう。
水(天然水/ミネラルウォーター)の通販 | LIFEDRINKオンラインストア
https://www.lifedrink.jp/c/category/water
まとめ
二日酔いは自然に回復するのを待つしかありません。サウナや運動などのよく言われている対策は逆効果になる可能性があるので避けましょう。二日酔いは複雑な事象が絡んでいるため、簡単に改善できるわけではありません。水分を無理のない範囲で補給して、人がもともと持っている自然治癒力に任せてゆっくりと休むことが大切です。
>>【天然水・ミネラルウォーター】彩水-あやみず-500ml×24本を見る
参照元：
二日酔いの科学｜独立行政法人国立病院機構久里浜アルコール症センター 樋口 進
二日酔い｜国立アルコール乱用・アルコール依存症研究所 (NIAAA)
医師が教える『二日酔い脱水』対策｜教えて！「かくれ脱水」委員会
お酒の健康への影響｜考えてみよう！お酒と健康の関係｜人とお酒のイイ関係｜アサヒビール
「二日酔いは運動で改善される？」 « カルスポトレーナーズＢＬＯＧ｜公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団
サウナは本当に健康にいいのか？ | 総合東京病院【公式】中野区 練馬区 24時間救急受入
医療の場で活躍する経口補水液 オーエスワン（OS-1） | 研究開発 | 大塚製薬工場
感染性腸炎、感冒による下痢・嘔吐・発熱を伴う脱水症に。脱水を伴う熱中症にも。経口補水液オーエスワン®(OS-1)シリーズ | 大塚製薬工場
