赤ちゃんは日々成長し、できることや必要なものが次々と変わっていきます。赤ちゃんにとって大切な水分補給もそのひとつ。何カ月になったら水を飲ませることができるの?どんな水を飲ませてあげればいいの?と疑問に思っている親御さんも多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、赤ちゃんに水を飲ませる時期やタイミング、赤ちゃんの体に優しい水の選び方について詳しくご説明します。




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赤ちゃんはいつからお水を飲んで大丈夫?

赤ちゃんには、生後6カ月頃から、離乳食の進み具合をみながら水を与え始めるのが一般的です。

生後5カ月頃までは、赤ちゃんは母乳やミルクのみで栄養と水分を補いますので、それとは別に水を飲ませる必要はありません。その時期に他の飲み物を与えてしまうと、お腹がいっぱいになり、必要な母乳やミルクが飲めなくなってしまうことがあります。

離乳食がスタートしてからも、しばらくは母乳やミルクが主な栄養源となるので、無理に水を飲ませる必要はありませんが、スプーンで口に含ませるなどして、少しずつ慣らしてあげると良いでしょう。徐々に固形物の離乳食が増え、授乳の回数が減ってくると、白湯や麦茶を飲む量が増えていきます。



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赤ちゃんへのお水の飲ませ方やタイミングは?

離乳食が始まったら、まずは使い慣れたスプーンなどで、体温に近い白湯を口に含ませてみましょう。白湯の味に慣れることから始め、様子を見ながら少しずつ量を増やしていくと良いでしょう。9カ月頃になると、マグやストローを使って上手に飲めるようになる子もいますが、発達には個人差があるので、焦らず進めましょう。

お水がある程度飲めるようになったら、赤ちゃんが飲みたがる時だけでなく、寝起きやお風呂あがり、たくさん泣いた後、お出かけの時など、汗をかくタイミングでこまめに水分を与えましょう。

おしっこの量や回数が減ったり、唇が乾燥したりしている場合は、水分不足の可能性があります。白湯や麦茶、母乳やミルクなど、赤ちゃんが飲みやすいもので、早めの水分補給を心掛けてください。



赤ちゃんに飲ませて大丈夫なお水はどんなお水?

赤ちゃんの体は、その70~80%を水が占めています。生後11カ月くらいまでの赤ちゃんが1日に必要とする水分量は、体重1kgあたり150mLといわれており、例えば体重が8kgの赤ちゃんであれば、母乳やミルク、離乳食も含めて1日1,200mlもの水分が必要になります。

毎日これだけの量を口にする水ですから、できるだけ赤ちゃんの体に優しく、安心できるものを選びたいですよね。

赤ちゃんの消化器官や腎臓はまだ発達途中で、与える水の質には特に注意が必要です。それでは、安心して赤ちゃんに飲ませることができる水とはどんな水でしょうか。



赤ちゃんのためのお水の選び方

赤ちゃんが毎日飲む水は、体に優しいものであることが大切です。ナトリウムやカルシウムなど、ミネラルが多く含まれる水は、まだまだ未発達な赤ちゃんの体に負担をかけてしまう可能性がありますので、硬水ではなく軟水を選びましょう。市販の水であれば、赤ちゃん用として販売されている水や、軟水と表記されたものを選ぶと安心です。

また、日本の水道水は、人体への影響を考慮した厳しい審査基準を設け、しっかりと管理されています。さらに、地域により異なりますが、ほとんどの地域では軟水が供給されていますので、煮沸殺菌した水道水も、赤ちゃんが飲む水に適しています。



水道水の場合

水道水には、消毒のために塩素が添加されています。また、塩素と水中に含まれる有機物が反応して、トリハロメタンという有害性のある物質が生成されることがあります。ただし、日本の水道水は、これらの物質の含有量も含めて厳しい水質基準をクリアしていますので、赤ちゃんも安全に飲むことができます。

しかし、水道管やマンションの貯水槽などを通過する際、不純物が混入する可能性がゼロではありません。「塩素の臭いが気になる」「より安全な水を飲ませたい」という方は、浄水器を使用したり、水道水を10〜15分間煮沸したりすることで、塩素やその他の不純物を除去できます。ただし、トリハロメタン は沸騰直前に加熱前よりも増えるというデータがあるため、5分程度の煮沸では逆効果になる可能性があり、しっかり加熱したほうが安心です。

ただし、殺菌効果のある塩素を除去することで雑菌が増えやすくなるため、煮沸したお水は早めに飲み切るようにしましょう。



市販の水の場合

水は、水中のマグネシウムイオンとカルシウムイオンの含有量によって「硬水」と「軟水」に分けられます。WHO(世界保健機関)では、以下の通り定義されています。

※硬度=カルシウム× 2.5 + マグネシウム × 4.1 (単位:1リットルあたりmg)


軟水 60mg/L 未満
中程度の硬水 60~120mg/L
硬水 120~180mg/L
非常な硬水 180mg/L 以上

赤ちゃんが飲む水には、軟水のミネラルウォーターが適しています。内臓が未発達な赤ちゃんに硬水を飲ませると、マグネシウムやカルシウムを十分に分解することができず、腹痛や下痢を引き起こしてしまうことがあります。

市販の水は、硬度やミネラル(カルシウムやマグネシウム)の含有量がラベルに記載されていますので、軟水であることを確認してから使用すると安全です。



赤ちゃんの水中毒や多飲症とは?

赤ちゃんは、体重当たりの必要水分量が大人の3〜4倍といわれています。どんどん成長する赤ちゃんは、体を大きくするために水分が必要になります。しかし、飲めるだけ飲ませて良い、ということではありません。必要以上の水を飲ませてしまうと、血液が薄まり、体内のミネラルバランスが崩れてしまいます。その結果、機嫌が悪くなったり、興奮したりといった感情的な変化や、意識障害、痙攣といった重篤な症状を引き起こす可能性があるため注意が必要です。赤ちゃんがぐったりしている様子が見られた場合は、すぐに医師に相談しましょう。



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まとめ

赤ちゃんの健康を維持するうえで、水分補給はとても大切です。赤ちゃんが喜ぶ、美味しくて体に優しい水を飲ませてあげたいですよね。

母乳やミルクから離乳食への移行時期は、つぎつぎと起こる変化に不安を感じてしまう親御さんも多いと思いますが、赤ちゃんへの水の与え方や選び方を知り、安心して飲ませてあげてください。



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参照元:

小児の脱水と水中毒 | 沖縄医師会

軟水・硬水ってなあに? | 神奈川県

トリハロメタンについて|千葉県

夏は水分補給が大切!子どもの水分補給のポイントは?|キッズドクターマガジン編集部

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