大麦の香ばしい風味が魅力の麦茶。ノンカフェインなので、小さなお子さまでも飲みやすく、大きなボトルで冷蔵庫に常備しているという家庭も多いのではないでしょうか。実は麦茶は傷みやすく、季節を問わず常温保存には注意が必要です。この記事では麦茶をおいしく楽しめる賞味期限や正しい保存方法について解説します。




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麦茶は常温の保存が可能?

麦茶は他のお茶類と比べてとても傷みやすい飲み物のため、常温保存はおすすめできません。
その理由は、麦茶の原料である大麦に含まれるデンプン質にあります。このデンプン質が雑菌のエサとなり、菌が繁殖しやすくなるのです。また、麦茶には抗菌作用を持つカテキンが含まれていないため、他のお茶に比べて菌が増えやすい点も傷みやすさの要因となっています。

多くの菌にとって、30℃〜40℃は増殖に最適な温度です。常温に放置していると雑菌が繁殖しやすくなります。特に麦茶を作った後に粗熱を取るため放置していると、繁殖しやすい温度が長時間保たれて、雑菌が増えやすくなります。

デンプン質は腐りやすいという性質もあります。常温に放置すると短時間でも品質が劣化する恐れがあります。

市販のペットボトルの麦茶は未開封であれば常温保存可能です。



麦茶の保存に適した場所と保存方法は?

麦茶をおいしく保つためには保存方法が大切です。正しく保存することで、麦茶の雑菌の繁殖を抑え、風味や味を長持ちさせることができます。麦茶の保存に適した場所と保存方法を詳しくご紹介します。



冷蔵庫

麦茶は冷蔵保存が最適です。麦茶の保管にはまず雑菌が繁殖しやすい温度を避けなければいけません。冷蔵庫の低温環境(4℃前後)は、雑菌の繁殖を抑えるのに効果的です。

麦茶パックを使った麦茶の場合、フタのついた清潔な容器に入れて保存をし、早めに飲み切りましょう。煮出した麦茶の場合は冷水などを使って速やかに粗熱をとって冷蔵庫に入れます。熱いまま冷蔵庫に入れると庫内の温度が上がり、他の食品に影響を与える可能性があります。

市販のペットボトル麦茶の場合、開封後はすぐに冷蔵庫入れ、早めに飲み切りましょう。また、飲み口に触れると雑菌が入り、ペットボトル内で繁殖する恐れがあるため、飲み口には触れないよう気をつけることが大切です。



冷凍庫

麦茶は冷凍庫で保存をすると、長期間の保存が可能になります。

冷凍保存は麦茶の品質を保つだけでなく、雑菌の繁殖を完全に抑えることができるため、安全に保存できます。また、冷蔵庫よりも低温で保存することで、風味が劣化するのを防ぐ効果もあります。

保存する際は、冷凍可能なフタ付きの密閉容器や製氷皿を使用するのがおすすめです。製氷皿に入れて冷凍すると、飲みたい分だけ解凍できるため便利です。煮出した麦茶を保存する場合には、必ず麦茶を常温程度に冷ましてから容器に移しましょう。

また、冷凍した麦茶は自然解凍や冷蔵庫での解凍をおすすめします。一度解凍した麦茶は再冷凍せず、早めに飲み切ることが大切です。



麦茶の賞味期限は?

麦茶は傷みやすいため、早く飲み切らなければなりません。ここでは麦茶パックの賞味期限や麦茶パックで作った麦茶、ペットボトルの麦茶の賞味期限について解説をします。



麦茶パックの場合

麦茶パックの賞味期限は商品によって異なりますが、多くのメーカーでは約12か月に設定されています。未開封の場合、賞味期限内であれば品質は保たれますが、開封後は保管方法に注意が必要です。

開封後は、パッケージをしっかり密封し、直射日光や高温多湿を避けた冷暗所で保管してください。温度や湿度が高い場所での保管は、品質劣化や雑菌の繁殖を招く恐れがあります。特に夏場など気温が上がる時期は、保管環境に注意が必要です。

また、賞味期限内であっても、風味が落ちている、劣化が進んでいると感じた場合は使用を控えることをおすすめします。



家で作った麦茶の場合

麦茶パックを使ってご自宅で煮出しや水出しで作った麦茶は、保存料が含まれておらず、雑菌が繁殖しやすいため、できるだけ当日中に飲み切ることをおすすめします。特に、作り置きして常温で保存すると、気温が高い時期には数時間で麦茶が劣化する恐れがあります。常温で1日以上経過した麦茶を飲むのは控えましょう。

麦茶は雑菌が繁殖すると、冷蔵保存しても時間が経つと風味が落ちることがあります。必要な量を作り、早めに飲み切るようにしましょう。また、新鮮な状態でおいしく飲むためには、作った麦茶を清潔な容器に移し、すぐに冷蔵庫で保存することが重要です。



ペットボトルの場合

麦茶のペットボトルや紙パックの未開封品の賞味期限は、平均して1年程度です。未開封の場合は基本的に常温で保存可能ですが、直射日光や高温多湿を避け、冷暗所に保管してください。

開封後の賞味期限は2~3日が目安ですが、開封後は酸化が進み風味も失われるため、なるべく早めに飲み切りましょう。

飲み口に直接口をつけた場合は雑菌が繁殖しやすくなります。冷蔵庫に保管していた場合でも当日中なるべく早く消費しましょう。清潔なコップに注いで飲むことで、雑菌の繁殖リスクを軽減することもできます。



麦茶を日持ちさせるポイントは?

ご自宅で作った麦茶は、なるべくその日のうちに飲み切るのがおすすめです。おいしい状態を少しでも長く保つためには、正しい保存方法が大切です。ここでは、麦茶をおいしく長持ちさせるためのポイントをご紹介します。



煮出した麦茶は素早く粗熱をとる

煮出した麦茶を常温で放置すると、雑菌が繁殖する恐れがあり、風味や品質が劣化します。やかんで煮出した後は、保存用の清潔な容器に移し、容器を氷水に浸して素早く粗熱をとることが大切です。粗熱が十分にとれたら冷蔵庫に入れ、低温で保存しましょう。



麦茶パックを入れたままにしない

麦茶パックを容器に入れたままにしておくと、風味や品質が損なわれる原因になります。麦茶パックを放置すると時間の経過とともに味が濃くなりすぎるだけでなく、腐敗の原因となるデンプン質が多量に溶け出し、雑菌が繁殖しやすくなります。

水出しや煮出して麦茶を作るときは、パッケージに記載された抽出時間を守り、出来上がったら速やかにパックを取り出します。麦茶パックを取り出すときは、清潔なトングや菜箸を使って雑菌が入らないよう注意しましょう。



清潔な容器に保存する

容器が汚れていると雑菌が繁殖しやすくなるため、麦茶を入れる前には容器を丁寧に洗浄し、熱湯消毒を行いましょう。

また、容器に傷があると汚れや雑菌が傷に溜まりやすくなるため、プラスチック容器より傷が付きにくいガラス製の容器がおすすめです。

麦茶は外気に触れると、雑菌が入り傷みやすくなったり、冷蔵庫内のニオイが移ったりするおそれがあります。密閉性の高いフタつきの容器であるとより衛生的に保存でき、麦茶を長持ちさせることができます。



麦茶を飲むなら“彩茶 – あやちゃ – 麦茶”がおすすめ

麦茶を飲むなら、「彩茶 – あやちゃ – 麦茶」がおすすめです。「彩茶 – あやちゃ – 麦茶」は、日本国内で栽培された六条大麦を100%使用した、香り豊かで風味深い麦茶です。

「彩茶 – あやちゃ – 麦茶」が目指したのは「みんなにおいしい麦茶」です。麦の甘味と苦みのバランスにこだわった、ホッとする風味が特徴です。ノンカフェインなので小さなお子さまからご年配の方まで幅広い年代の方に楽しめる麦茶になっています。

甘味や旨味、香ばしい香りを引き出すために、こだわり焙煎した丸粒麦茶と挽割麦茶の二種類の麦茶をブレンド。富山県黒部の名水で仕込み仕上げました。

風味の良い彩茶はお食事との相性もピッタリ。ノンカフェインで常温でもおいしく飲めるので、就寝前の水分補給にもおすすめです。

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まとめ

麦茶は体にもよく、家庭の必需品ですが、他のお茶類に比べて菌が繁殖しやすい飲み物です。麦茶を長く楽しむためには、雑菌が入り込まないようにし、繁殖させない保存が重要です。ご自宅で麦茶を作る場合には、賞味期限にも注意しなければなりません。

麦茶はノンカフェインのため、小さなお子様もご年配の方も安心して飲めるお茶です。彩茶は甘味や苦みのバランスの良い家族全員に愛される味わいです。ぜひご家族で楽しんでください。



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参照元:

「麦茶」実は腐りやすい…作り方で細菌の増殖に違い 煮出し・水出しか【北海道発】

麦茶の常温保存は何時間後から危ないの?腐るとこうなります!